企業理念
発達障害の特性が受け入れられる社会に向けて
「自分らしく働く」をサポートする
ともに働き、ともに学び、認め合おう
1996年、有限会社「友遊舎」は、障害者の社会参加を応援することを目的に設立され、茨城県つくば市にてカフェベルガの営業を開始しました。発達障害者支援法制定により、2012年から多機能型就労支援事業をして発達障害者の支援を行なっています。発達障害という障害を乗り越え、個々の特性にあった「働く」をテーマにし、自己実現を応援します。
代表メッセージ
発達障害との出会いと就労支援事業
長男がLDと診断されたのは昭和63年、夫の転勤先の広島での出来事でした。つくば市に戻った平成2年に親の会立ち上げメンバーとなり、「茨城L D等発達障害親の会星の子」の活動を開始しました。親の会の活動の中でも茨城県内におけるLD教育の普及活動に県内各地を回ったことが昨日のことのようです。
平成8年に有限会社友遊舎カフェベルガの設立に関わり、店長としてお店の運営を始めました。多様な障害のある子どもの親たちとの共同経営で障害について色々な考えがあることを知ることができた実りの多い日々でした。
世界のノーマライゼーションの波がLD教育の導入という形で日本の教育行政を大きく変える時代に遭遇したのは偶然なのでしょうか。その頃、私はつくば市教育補助員制度に関わり、ボランティア要員として教室にいる自閉症の生徒に付き添っていました。
平成17年有限会社友遊舎の2代目取締役となった私は平成24年9月にカフェベルガで発達障害に特化した就労支援事業を開始しました。私の周りでいつも見守り励ましてくれた親の会の仲間と専門の先生方、そしてカフェベルガ のスタッフとの奇跡的とも言える出会いのおかげで就労支援事業を続けてくることができました。
この度、カフェを閉店することになりましたが、発達障害への関心は尽きず、これからも理念の実現を目指して支援を続けてまいります。
有限会社友遊舎 取締役吉田 美恵
沿革
- 1992年3月 市民交流センターの基本設計提案(意見書)募集
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1992年6月
市民有志が「まちづくりセンターをめざして」を提出。
(その中に市民交流センターが福祉的な機能を備えるよう要望) - 1995年8月 つくば市福祉課より福祉等連絡協議会に市民交流センターにできるコーヒーショップの運営について打診
- 1995年9月 「市民交流センター内コーヒーショップ運営・母体設立の考え方」発表。準備会発足。市長に要望書を提出
- 1996年4月 つくば市福祉等連絡協議会の有志により「有限会社友遊舎」を設立
- 1996年7月 つくば市と正式に契約
- 1996年8月 カピオのレストラン「カフェベルガ」開業
- 2007年7月 代表取締役に吉田美恵が就任
- 2010年4月 つくば市より生活支援事業を委託
- 2012年9月 茨城県指定福祉サービス事業開始(つくば市生活支援事業終了)つくば市日中一時預かり事業開始
- 2013年4月 つくば市民大学で行われていた、発達障害のある若年層への就労支援モデル事業を引き継ぎ「春日オフィス」(暮らしの企画舎に間借り)開設
- 2014年4月 「春日オフィス」を天久保に移転、名称を「サポートオフィス」に改める
- 2016年4月 「サポートオフィス」でB型事業、ネットオークション開始
- 2017年4月 「サポートオフィス」を隣の三洋ロジュマン2Fに移転
- 2017年6月 「カフェベルガ」でA型事業開始
- 2019年6月 定着支援事業開始
- 2020年8月 自立生活訓練事業開始
- 2021年9月 カピオのレストランとして25年営業してきたカフェベルガのお店を閉店
- 2022年5月 Kaienパートナー事業所として協業
- 2023年12月 放課後デイサービス 吾妻ベルガクラス開設
カフェベルガとは
カフェと支援事業について
1996年4月につくば市福祉等連絡協議会の会員有志で、有限会社「友遊舎」を設立し、「カピオ」の開館と同時に同敷地内で軽食喫茶「カフェベルガ」の営業を開始しました。
「カフェベルガ」は民間福祉を目指し、店名はアメリカでノーマライゼーションのリーダーであったヴォルフェンス・ベルガーの名前の一部から名付けました。
カフェでは、さまざまな困難を抱えた青年たちと出会い、働くことを通して得た経験から新たな取り組み、「就労支援」を開始することになりました。
2012年9月、カフェベルガが就労支援事業所として活動をはじめた時、同時につくば市民大学では「発達障害のある若年層への就労支援モデル事業」が開始されました。この事業の運営委員として参加していたことから2013年4月モデル事業を引き継ぎ「春日オフィス」を立ち上げました。その後、天久保に移転し、「サポートオフィス」として活動してきました。
2021年9月17日、25年間営業を続けたカフェを閉店することになり、天久保の事業所が「カフェベルガ」として支援活動を続けて行くことになりました。
会社概要
会社名 | 有限会社 友遊舎 カフェベルガ |
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代表者 | 吉田 美恵 |
所在地 | <電車>つくばエクスプレス線 つくば駅から徒歩 19分 <バス>つくば駅バス乗り場⑥「筑波大学方面」のバスで「メディカルセンター前」下車 徒歩3分 <車>こちらの駐車場にお停めください。 〒305-0005 茨城県つくば市天久保1-13-1 三洋ロジュマン2階 |
連絡先 | 電話番号:029-893-2764 (月~金 9時00分~17時00分) Eメール:info@cafeberger.co.jp |
設立 | 1996年8月 |
資本金 | 4,000,000円 |
従業員数 | 10名 |
業種 | 福祉サービス業 |
連携機関
- 茨城県発達障害者支援センター COLORSつくば 発達障害児(者)への支援を総合的に行うことを目的とした専門的機關です。 ●〒300-1245 茨城県つくば市高崎 802-1 ●TEL:029-875-3485 リンク
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独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構茨城支部
茨城障害者職業センター 就職や職場復帰を目指す障害のある方に対して、支援・サービスを提供します。 ●〒309-1703 茨城県笠間市鯉淵 6528-66 ●TEL:0296-77-7373 リンク - 土浦公共職業安定所(ハローワーク) 県内に13カ所ある、雇用に関する総合支援窓口の1つです。障害者相談窓口が設置されており、就職を希望する障害者の方に職業指導、職業相談・紹介、職場定着支援等を行っています。 ●〒300-0805 土浦市宍塚 1838 土浦労働総合庁舎1階2階 ●TEL:029-822-5124 リンク
- 障害者就業・生活支援センター 障害がある方が身近な地域で安心して働き、自立した生活が送れるように就業と生活の両面にわたる一体的な相談・支援を行います。茨城県内には9カ所あります。