こんにちは。カフェベルガのマスコットキャラクター、ベルガーくんです
僕は今、就労移行支援事業所のカフェベルガで、発達障害のことや、自分らしく働くための方法について勉強しています。
みなさんは、普段の生活や仕事の中で、こんなふうに悩むことはありませんか?
- 「ADHDの特性のせいで、ミスばかりしてしまう……」
- 「生きづらいけれど、自分は『障害者手帳』をもらえるほど重症なのかな?」
- 「もし手帳をとったら、もう普通の人には戻れない気がする……」
その不安、とてもよくわかります。
「障害者手帳」という名前を聞くだけで、なんだか自分にラベルを貼られるようで、怖いと感じてしまうこともありますよね。
でも、安心してください。
ADHD(注意欠如・多動症)の方も、条件を満たせば「精神障害者保健福祉手帳」を取得できます。
そして、手帳はあなたを縛るものではなく、生きづらさを解消して、安心して暮らすための「お守り」にもなるんです。
この記事では、カフェベルガでたくさんの利用者の悩みを聞いてきた僕たちが、以下のことを分かりやすく解説します。
- ADHDで手帳をもらえる人の条件
- 手帳をとるメリットと、知っておきたいデメリット
- 「とる・とらない」で迷ったときの考え方
これを読めば、ただ制度を知るだけでなく、「自分のこれからの人生をどうしていきたいか」というヒントがきっと見つかります。
ひとりで悩まずに、一緒に少しずつ整理していきませんか?
吉田さん、手帳をとるかどうかで悩んでいる人って、やっぱり多いんでしょうか?
そうね。でも手帳はあくまで「道具」。大切なのは、それを使って「どう自分が安心できるか」を考えることよ。
ADHDでも「精神障害者保健福祉手帳」は取得できる

「自分はADHDかもしれない」「診断はついているけれど、手帳までは大げさかな」と迷っている方は多いかもしれません。
結論から言うと、ADHD(注意欠如・多動症)の方も条件を満たせば「精神障害者保健福祉手帳」を取得できます。
手帳をもらうための主な条件は次の2つです。
- 医療機関でADHDの診断を受けてから、6ヶ月以上がたっていること
- ADHDの特性によって、日常生活や仕事になんらかの制限や支障があること
つまり、診断されたその日にすぐ手帳がもらえるわけではないんです。
半年間通院して、お医者さんが「日常生活を送るうえで、長期的に支援が必要だ」と判断した場合に、申請できるようになります。
「手帳をもらう=重い障害がある」という古い先入観は、もう手放していいんです。
手帳は、あなたが社会の中で無理なく暮らすための「権利」であり、サポートを受けるための「パスポート」のようなものだからです。
手帳をとるメリットとデメリットを整理しよう
手帳をとるかどうか迷ったときは、メリットとデメリットを比べてみることが大切です。
それぞれのポイントを整理してみました。
<手帳をとるメリット>
大きなメリットとして、「障害者雇用枠」での就職活動ができるようになることがあります。
一般雇用では、自分の苦手なことを隠して働かなければならず、疲れ果ててしまうことがあります。
しかし、障害者雇用枠なら、最初から自分の特性を会社に伝えたうえで、配慮を受けながら働くことができます。
また、生活面でのメリットもたくさんあります。
- 税金の控除: 所得税や住民税などの税金が安くなります。
- 各種割引: バスや電車、映画館、美術館などの料金が割引になります。
- 失業保険の優遇: 給付期間が長くなる場合があります。
これらは、生きづらさを抱えながら頑張っているあなたへの、社会からの応援ともいえます。
<手帳をとるデメリット・注意点>
一方で、デメリットや注意点もあります。
- 更新の手間: 手帳には有効期限があり、2年ごとに医師の診断書を添えて更新手続きをする必要があります。これが少し手間に感じるかもしれません。
- 心理的な壁: 「自分は障害者なんだ」というラベルを貼られたように感じて、落ち込んでしまう方もいます。
- 住宅ローンや保険への影響: 一部の住宅ローンや生命保険に加入しにくくなるケースがあります(ただし、手帳の有無ではなく、病歴や服薬状況で判断されることが一般的です)。
よく「会社や周囲にバレるのが怖い」という声を聞きますが、安心してください。
手帳を持っていることを自分から言わなければ、会社や友人に勝手に知られることは基本的にありません。
勤めている会社に告知しなければいけない"義務"はないのです。

手帳は「お守り」。とるかどうかは「どう働きたいか」で決めていい
手帳をとったからといって、必ず「障害者」として生きなければならないわけではありません。
手帳を持っていても、それを会社に隠して一般雇用で働くこと(クローズ就労)は可能です。
「今はまだ一般枠で頑張りたいけれど、もしもの時のために手帳を持っておこう」
そう考えて、手帳を「お守り」代わりに取得する方もたくさんいます。
大切なのは、「手帳をとるかどうか」自体ではなく、「あなたがこれからどう働きたいか、どう生きたいか」です。
- 配慮を受けながら、長く安定して働きたいなら、手帳を使って障害者雇用へ。
- 自分の力で挑戦したいけれど、セーフティネットは欲しいなら、手帳をお守りに一般雇用へ。
手帳はあなたの可能性を狭めるものではなく、選択肢を広げるための道具です。
「持っているだけで安心できる」なら、それだけでも十分な取得理由になりますよ。
ひとりで悩まず、まずは「就労移行支援」などの専門機関に相談を
「制度のことはなんとなく分かったけど、結局自分はどうすればいいの?」
そう思ったら、ひとりで抱え込まずに専門家を頼ってみてください。
役所の障害福祉課や、病院の相談員さんに聞くのも良いですが、「就労移行支援事業所」に相談するのもおすすめです。
就労移行支援は、障害のある方が就職するための訓練やサポートを行う場所です。
私たち「カフェベルガ」も、そのひとつです。
カフェベルガでは、手帳の申請手続きのサポートはもちろん、「そもそも手帳をとるべきか」という悩みから一緒に考えます。
- 自分の得意なこと、苦手なことは何だろう?(自己理解)
- どんな環境なら、安心して力を発揮できるだろう?(環境調整)
これらを時間をかけて整理していくことで、「手帳が必要かどうか」の答えも自然と見えてきます。

カフェベルガは、あなたが安心して次の一歩を踏み出すための「場」と「安心」を用意して待っています。
まずは見学や相談だけでも、気軽に利用してみてくださいね。
Published on Feb 10, 2026 | つくば市 就労移行支援 自立訓練 カフェベルガ
